デービヅの塔

2010年（ユダヤ歴5770年）イスラエル初の地金貨
「黄金のエルサレム」地金コインシリーズ　デービヅの塔

イスラエル銀行は、このシリーズを「黄金のエルサレム」と名付けました。このコインシリーズは法定通貨です。各コインには、上質な金が約28g含まれており、額面は新シェケル（NIS）で20新シェケルです（日本円でおよそ620円）。
このコインは、イスラエル最初の地金コインで、毎日変化する国際的な金の価格変動や、金に対する合理的な値上げがされています。

これらの地金コインは、コレクターズアイテムとしても、また金融投資としても価値があります。 「黄金のエルサレム」地金コインシリーズの地金コインは、永遠の都 エルサレムにある貴重な史跡を描いたものです。１枚のコインは、「デービヅの塔」で2010年から毎年発行されています。

各硬貨の表面には、古代イスラエルの都市の考古学的発掘調査で有名な「メギドのライオン」が描かれており、このデザインはシリーズの中で一定のデザインです。

コイン詳細

表面：メギドのライオン 紀元前8世紀にヨルダン渓谷のメギド（ハルマゲドン）で発掘された古代の紋章を様式化しています。紋章は、イスラエルの王ヤロブアム2世に仕えていたシェマに属していました。ライオンはユダの部族とイスラエルの永遠の都エルサレムの象徴でもあります。
同じメギドのライオンが、過去にイスラエルの5リラ紙幣（1958年）、5リラコイン（1978年）、および1/2シェケルコイン（1980年）に描かれています。ライオン図の上にはイスラエル国の紋章、その下には英語・ヘブライ語・アラビア語で「イスラエル」と刻印されています。

裏面：デービヅの塔、ヤッファ門の近くのエルサレム旧市街の城壁の上部、左上には、英語、ヘブライ語、アラビア語で刻まれた「エルサレム」、額面20新シェカリム、ミントマークと発行年。右側には重量1オンスと品位.999をへブライ語と英語で刻印。

エッジ：平滑縁

ミントマーク：ダビデの星

デザイナー：メイヤー・エシェル（Meir Eshel）

彫刻：ティダール・ダガン（Tidhar Dagan）

状態：完全未使用

鋳造：王立オランダ造幣局