「エルサレムの風車」
「黄金のエルサレム」地金コインシリーズ 第9次
イスラエル銀行発行法定通貨
イスラエルの最も有名な風物詩といえば、旧市街の城壁に位置したモンテフィオール(Montefiore)風車で、創設者の名前からその名がつけられました。英国ユダヤ人の慈善家モーセ(ヘブライ語ではモーシェ)モンテフィオールにより1857年に創設されました、その12年後には、ミシケノット シャアニム(Mishkenot Sha’ananim)が創設された場所でもあります。
元々は、モンテフィオールが旧イシュブ(Yishuv)の自給自足を援助するプロジェクトのための製粉機として設計されました。
ホーリーランドの産業を改善するために尽力したモンテフィオールは、印刷機や繊維工場などの創設を含む、様々なプロジェクトに関わっていました。
1891年に、ユダヤ人コミュニティーが蒸気製粉機を使用し小麦の製粉を行い始めた際、製粉機としての使用が不要になったため、その役割を終えました。
しかし、その風車は文化の象徴として後世に残り、1948年の独立戦争ではユダヤ人の観測値として使用されました。英国当局は、「ドン・キホーテ作戦」という名の下報復として風車を爆破しました。
エルサレム観光局のオフィシャルウェブサイト、iTravelによる寄贈品です。
コイン詳細
表面:鍵尻尾が特徴のメギド(Megiddo),のライオン、ヨルダン渓谷のメギド(アルマゲドン)で発掘された古代の文様で、紀元前8世紀のものとされています。ジェロボーム(Jeroboam) 2世の遣いのシェーマ(Shema)が描いたとされ、ジェッダとエルサレムの部族のシンボルでもあります。ライオンの下にはイスラエル国章と、英語、ヘブライ語、アラビア語で「イスラエル」の文字が刻まれています。
裏面:エルサレムの風物詩、旧市街とダビデの塔を背景に、風車が描かれています。線部には英語とヘブライ語、アラビア語での「エルサレム」の表記、右上部には「20新シュケル」の額面と鋳造年が英語とヘブライ語で刻まれています。ダビデのミントマークの星印、下部線付近には金属繊度と重量である「1オンス、純金9999」の文字がヘブライ語と英語で刻まれています。
最大鋳造数:3600枚
デザイン:オスナット・エシェール