ゲッセマネ

ゲッセマネ (Gethsemane)
「聖地」シリーズ第一次

「搾油器」のギリシャ語であるゲッセマネは、エルサレムのオリーブ山のふもとにある、8本のオリーブの木がある庭の名前です。
キリスト教の伝統によれば、ここはイエスが祈った場所であり、はりつけの前夜、弟子たちが「最後の晩餐」の後眠りについた場所と言われています。

1920年代にオリーブ山のふもと近くに建設された万国民の教会は、イエスが十字架にはりつけられる前夜に、心痛のあまり祈りをささげていたと思われる岩の上に建てられています。

ゲッセマネの庭園は、初期キリスト教巡礼者の中心的な場所になったのです。

表面：万国民の教会で祈るイエス、鋳造年
碑文：英語とヘブライ語での「聖誕教会」の表記、１オンス。金貨：純金9999、銀か：純銀999 
シリーズ共通裏面：エルサレムの異なる景観のコラージュ。右背景はロシア人居住区にある聖三位一体教会、左側にはYMCA、右手前には園の墓、左側にはゲッセマネで祈るイエス、左手前にはアンドレア・モンテグナ(Andrea Montegna)の「庭園のアゴニ(Agony)」の一部が描かれています。 
イスラエルコイン・メダル公団のトレードマーク、英語、ヘブライ語での「聖なる地」の碑文。

デザイン：ルーベン・ヌテルス(Ruben Nutels)