モーシェ・ダヤン

モーシェ・ダヤン中将
2009年（ユダヤ暦5769年）公式メダル 
「イスラエル国防軍参謀総長」シリーズ　第10次

モーシェ・ダヤンはキブツのデガニアにて産声を上げ、モシャヴのナハラ（Nahalal）という場所で育ちました。 
彼は若くしてモシャヴで警備員を務め、後に「ハガナー」として知られるユダヤ人の軍人組織に加わりました。 
1938年から1938年、彼はイツハク・サデーの指揮下の「フィールド企業」（Field Companies）とウィンゲート（Wingate）によって設立された「特別夜戦隊」（Special Night Squads）に従事しました。

1939年、ダヤンは銃器の違法所持で逮捕されました。彼は2年後に釈放され、その後「ハガナー」の戦闘部隊に加わりました。 
彼はある戦闘で左目を失い、今後彼のトレードマークとなる「黒い眼帯」を身に着けることを余儀なくされたのでした。

第一次中東戦争中、ダヤンは第89連隊の司令官を務め、ヨルダン渓谷の入植地の防衛を任されました。 
1948年8月、彼はエルサレム地区を指揮する任命を受け、ヨルダンのアブドゥッラー国王（King Abdullah）と交渉を行いました。

ダヤンはその後も階級を上げ、1953年～1958年の間、イスラエル国防軍参謀総長を務め上げた。この彼の類まれなる能力によって、1956年の第二次中東戦争中にイスラエル軍に勝利を命じたことが、彼の英雄的なイメージを色濃くしたのです。

1959年に彼は政治でのキャリアに着手し、第三次中東戦争という危機に、国防相を務めるよう任命されました。ダヤンの戦争での勝利への貢献は、更なる世界的な評判を与えたのです。 

第四次中東戦争の後、ダヤンはイスラエルで物議を醸す人物となっていきました。 
アラブ軍による奇襲攻撃に対するイスラエル国防軍の準備不足について、大いに批判されました。 

彼はメナヘム・ベギン首相のリクード政権で外務大臣を務め、1977年11月にエジプトのアンワル・アッ＝サーダート大統領が歴史的な訪問を行った際には、その後のエジプトとの和平交渉において中心的な役割を果たしました。

モーシェ・ダヤンは1981年に息を引き取り、ナハラル（Nahalal）に埋葬されました。 
多くの人が彼のことをイスラエルの最も偉大な軍事的・政治的指導者の一人として見上げています。

メダル詳細 

表面：モーシェ・ダヤン中将の肖像画。

 裏面：英語・ヘブライ語の銘刻「イスラエル国防軍参謀総長」、イスラエル国防軍のエンブレム、参謀総長のエンブレム。

エッジ：平滑縁デザイナー：イガル・ガベイ（Igal Gabay）

彫刻：スロバキア（Slovakia）

鋳造： 
金：イスラエル通貨メダル株式会社 (ICMC) 
銀・銅：スロバキア（Slovakia）