肖像画シリーズ紙幣セット

肖像画シリーズ
銀.999・5g

前作の「風景」シリーズでは、紙幣の裏に描かれた抽象的なデザインに対して国民から不満のお声が上がっておりましたため、新シリーズの紙幣を発行することになりました。

今回は、考古学者のイガエル・ヤディン氏を筆頭とし、裁判官・芸術家・研究者・知識人などで構成される広報委員会が設置されました。

新シリーズのデザインの基本コンセプトは、「古いものと新しいもの」です。紙幣の表面・裏面のデザインは、シナゴーグ、墓場の遺跡、死海文書など、イスラエルの地で発見された考古学やユダヤ教の古物から引用しました。紙幣の表面のデザインには、イスラエル社会の様々な分野で活躍する先駆者を起用しました。

• イスラエル国防軍のナハール（ヘブライ語で「戦う先駆者の若者」の意）旅団と、植民地を象徴する女性兵士。
• 水産業の発展と航海を象徴する「漁師」
• 建設業と工業を表す「労働者」
• 科学と研究を表す「化学者」
• 若い男女の「開拓者」は、「人種のるつぼ」と呼ばれる亡命者の集まりと開拓者精神を表しています。

紙幣に描かれた肖像画は、透かしがかかっています。

このシリーズは、それまでのシリーズに代わって、1959年から1960年にかけて徐々に流通するようになりました

詳細につきましては、イスラエル銀行（イーガル・アーキン（Yigal Arkin）編集）が発行した「イスラエルの紙幣とコイン　1927年 - 2006年」より、イスラエル銀行の厚意によって抜粋しました。

イスラエル通貨メダル株式会社 （ICMC）は、かつてイスラエルで流通していた歴史的な紙幣を表現したシリーズの第５次として、このユニークなシリーズを発表します。このシリーズは、革新的な製造方法で作らており、柔軟且つ紙のように薄い５グラムの純銀シートで構成されています。

1,800枚限定生産