「イスラエルの鳥」セット

ヤツガシラ（Upupa epops）
イスラエルの国鳥に選ばれた雄大な見た目のヤツガシラは、イスラエルの家の庭や芝生に生息しています。岩のくぼみや木の幹の穴に巣を作り、虫や昆虫を餌とします。

セスジハウチワドリ（Prinia gracilis）
セスジハウチワドリはイスラエルで最も小さく、歌う鳥の1つです。樹木や茂みに巣を作り、長い尾を使って枝の間をすばやく移動します。小さな昆虫・種子・果物を食べます。

シロエリハゲワシ（Gyps fulvus）
シロエリハゲワシは大きな猛禽類で、絶壁の山地に巣を作る絶滅危機種です。
イスラエルで最大のこの種の営巣地の1つは、イスラエル北部のガムラ崖（the Gamla cliffs）にあります。最大2.5メートルの翼幅を持ち、餌を求めて非常に高く舞い上がります。そして死んだ動物の死骸を食します。

ヒメチョウゲンボウ（Falco naumanni）
ヒメチョウゲンボウは猛禽類の小さいハヤブサです。丘陵地や屋根の上で無脊椎動物や昆虫、巣を食べ、獲物を見つけるため空き地の近くに生息しています。絶滅の危機に脅かされているこの種を救うため、保全プロジェクトが進行中です。

アオショウビン（Halcyon smyrnensis）
このアオショウビンは、明るいターコイズ色や、赤色と茶色の羽が際立つ鳥です。
湿っぽい場所で多く見られ、高枝・屋根・電線にとまり、そこから獲物目掛けて急降下します。
魚に加えて、両生類・齧歯類・魚類・甲殻類・鳥類・昆虫を食べます。

ゴシキヒワ（Carduelis carduelis）
ゴシキヒワは、美しい色とりどりの羽が特徴のイスラエルの歌う鳥です。鋭く尖ったくちばしを使って、アザミなどの種子を食べます。ケージ用の鳥として狩られることが多いせいで、イスラエルの風景から姿を消したため、絶滅危惧種と宣言されている鳥です。

キタキフサタイヨウチョウ（Nectarinia osea）
キタキフサタイヨウチョウは、体長わずか10 cm、重さわずか8グラムの小さな鳥で、花から花へと飛び、蜜をついばみます。名前はラテン語に由来しています。
オスは、鮮やかな青緑色と紫色のメタリックな色が特徴です。イスラエルでは庭や花が人気を博していることもあり、キタキフサタイヨウチョウは前よりも全国で一般的に知られる鳥になりました。

メンフクロウ（Tyto alba）
メンフクロウは夜行性の猛禽類の1種です。季節ごとに3つの巣作り期間を完了させ、1つの巣作り期間のうち約2,000匹の齧歯類を狩ることができます。また完全な暗闇の中で狩りをするため、人間にとっては生物的防除の役割としての重要性も兼ね備えている動物です。

メダル詳細

表面（鳥）デザイン：イガール・ガバイ（Igal Gabay）

裏面（全シリーズ共通）：衛星図から見た世界の中心にあるイスラエル。国境の周りには、鳥の「鳥に備わった方位磁石」を象徴する、イスラエルへの方位磁石と角度が描かれています。