ダビデの町

ダビデの町
「エルサレムの眺望」地金シリーズ　第4次

エルサレム市は今日、歴史的なダビデの町の跡地として発展してきました。
約3000年前、ダビデはエルサレムをエブス人から捕らえ、首都にしました。
彼の息子で、イスラエル王であるソロモンは、ダビデの町が広がる南の斜面にあるモリヤ山に、聖なる神殿を建てました。ダビデの町は、東側がケデロンの谷に接し、西側はチロピアン渓谷（Tyropoeon Valley）に接しています。

チロピアン渓谷（Tyropoeon Valley）は、ダビデにとってこのエリアを占領することに利点がありました。ギホンの泉の水源に近いため戦略的な位置にあり、北側には神殿の丘、西にシオンの山、南にアブトー・リッジ（Abu Tor ridge）、東にオリーブ山などの山々に囲まれていました。これらは全て自然の防衛手段となります。

さらに、ダビデがここに首都を設立した真の理由は、この地域がエブス人の管理下にあり、イスラエルのどの部族にも属していないことでした。したがってこの場所は、人々を団結させる理想的な場所だったのです。

メダル詳細

表面：考古学的な発見に基づき、ソロモン王の時代のダビデの町の眺めは、エルサレム神殿とダビデ王の宮殿で彩られました。
左側の壁には、3つの巡礼祭で神殿を訪れた際に、人々が使用していた古代の階段があります。右側の壁には、ギホンの泉があります。下のエリアには、ヒゼキヤ王の時代に切り出されたと考えられているシロアムトンネル（Siloam Tunnel）に続く階段があり、そこからギホンの泉の水がダビデの町の家の下を流れていました。
金塊の下部分には、古代ヘブライ語でシロアムの碑文（a Siloam inscription）が刻印されています。右の模様は、ダビデの琴を表しています。琴から現れる波線は、ギホンの泉の水域を表しています。琴の中には、英語・ヘブライ語で碑文「ダビデの町」があります。

共通の裏面：エルサレムのライオン門と著名な建物、紋章、聖地造幣局（The Holy Land Mint）のロゴ。

銘刻：英語・ヘブライ語で「黄金のエルサレム」、鋳造年。

金バージョン：1オンス　純金 9999

銀バージョン：1オンス　純銀 999

デザイン：

表面：アハロン・シェボ（Aharon Shevo）

共通の裏面：ヤアコブ・エニェディ（Yaacov Enyedi）

鋳造：聖地造幣局（The Holy Land Mint）