テルハツォル

Gold 916, Proof, 30 mm, 16.96 gr

SKU
31978300
在庫あり
$2,055.00
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仕様
その他の情報
発行年 2014
材質
品位 916
品質 Proof
重量 16.96 gr
直径 30 mm
額面 10 NIS
発行限度数 200
ミントマーク ヘブライ文字「MEM」
デザイン Gideon Sagi, Eitan Hendel

テルハツォル
「ユネスコ世界遺産」シリーズ 第5次
イスラエル銀行発行法定通貨

ガリラヤ湖の北に位置するテルハツォルは、イスラエルで最大となる聖書時代の遺跡です。このシリーズの前回のコインに登場したテルメギドように、テルハツォルは考古学的な古墳の一つです。青銅器時代のカナンの都市と鉄器時代の聖書都市の話によると、テルハツォルはとてもレベルの高い都市計画・建築・要塞・集水技術を持っていました。ハツォルの街は肥沃な土壌の上に建設され、戦略的に南のエジプトから北のメソポタミアまで続く重要な貿易路に位置していました。

「アクロポリス(高い丘の上の都市)」として知られているハツォルの上部の街は、青銅器時代初期カナン時代の紀元前3千年に人が住み着いた最初の地域でした。その下部の都市(要塞)に人が住み着いたのは、元前18世紀前後とされています。カナン期のハツォルは、当時、最も大きく、最も強く、最も中心的な都市の1つであったとされ、ヨシュアの指揮のもとにイスラエル人によって破壊されてしまいます(ヨシュア第11章)。この都市は、紀元前10世紀にソロモン王(列王記I 9章)によって再建され強化されました。その後、紀元前9世紀と8世紀のアハブとヤロブアム2世の時代に繁栄しましたが、紀元前732年にアッシリア人(列王記II 15章)によって最終的に破壊されました。
 
テルハツォルでの考古学的発掘調査により、聖域、要塞、宮殿、オーソスタット(壁体の下部に配置する石の平板)、玄武岩の彫刻、象形文字の刻印のあるプレートなど、青銅器時代の遺跡が発掘されました。古代イスラエルの遺跡として、メギドで発見されたものと同様に、高い礼拝所やソロモン王の時代にあったとされる6室の門や防護砲台の壁などがあります。アハブ王の時代から今日に至ると考えられている、堅固な壁の要塞と倉庫を含む建物も発見されました。さらに、テルメギドに見られるシステムと非常によく似た洗練された給水システムも発見されています。

古代の近東全体にわたる人間の価値観の交換を表し、高度な工学と技術を持つ古代文明への証言ともなるテルハツォルは、2015年、ユネスコ世界遺産に登録されました。

コインの裏面には、カナン期と古代イスラエルの遺跡が描かれています。

カナン期からは、カナン人の宮殿や要塞への入り口に隣接する聖域の近くで見つかった玄武岩のライオンのオーソスタット。古代イスラエルからは、紀元前9世紀のテルハツォルの王立砦門。門は両側に2つのイオニア様式の柱があり、それぞれ装飾的なプロト風な柱頭には、古典建築の特徴であるらせんモチーフが描かれています。
コインの表面、額面の下には、古代イスラエルに使われていた紀元前10世紀のお香の祭壇画が描かれています。

コイン詳細

表面:額面、イスラエル国章、英語・へブライ語・アラビア語で「イスラエル」、発行年とミントマーク、テルハツォルで紀元前10世紀の古代イスラエルの初期から使用していた香祭壇。

裏面:ユネスコ世界遺産ロゴ、テルハツォルで発掘された主な遺跡 青銅器時代後半カナン期の玄武岩のライオンのオーソスタット、古代イスラエルの王宮、縁近くに英語・へブライ語・アラビア語で「テルハツォル」と刻印。

デザイナー:
表面:ギデオン・サギーGideon Sagi
裏面:エイタン・ヘンデルEitan Hendel

鋳造:聖地造幣局The Holy Land Mint

発行名: テル・ハツォル

シリーズ名: ユネスコ世界遺産


カタログSKU tbl_condition 直径 額面 発行価格 材質 ミントマーク 数量 重量
31978300 30 mm 10 NIS 4792 NIS Gold 916, Proof mem 200 16.96 gr
21978380 38.7 mm 2 NIS 390 NIS Silver 999, Proof mem 800 1 oz.
21978300 30 mm 1 NIS 245 NIS Silver 925, Prooflike star of david 600 14.4 gr