イツハク・シャミル

2013年（ユダヤ歴5773年）イツハク・シャミル　
「イスラエルの首相」国家メダル

イツハク・シャミルはイスラエルの第7代首相で1983年から1992年の間、4つの政府を率いていました。

シャミルはメナヘム・ベギンの引退に続いて1983年に初当選されました。彼はリクードと労働党（マアラーク Ma’arach）関係者の間で「ローテーション契約」の一部として1984年9月から1986年10月までシモン・ペレスの挙国一致内閣の副首相として勤めました。その後、彼は第2の国家統一政府を結成したとき、首相として1988年12月まで勤めました。後にシャミルは彼の4つの政府を（労働党を除く）1990年6月から1992年7月まで率いていました。

イツハク・シャミルは1915年10月22日、イツハク・イェゼルニッキー（Icchak Jeziernicky）としてルザニーのポーランド人街で生まれました。彼は、シオニストの民兵組織IZLに加わった1935年にエレツイスラエルに移住しました。後に、組織が分裂したときにレヒ派に加わりました。彼が、ミズラ拘留所より脱獄した後、厳格なリーダーであるアブラハム（ヤイール）を殺害。更生したはずのレヒの支持者である彼の隠れたコードネームが「マイケル Michael」であることをシャミルは知りました。1946年、彼は捕らえられアフリカに強制送還されたが、再び脱走をし国家設立の日から数日でイスラエルへ戻っています。

イツハク・シャミルは1955年から1965年にモサドで任務に就き、ヨーロッパにおける組織運営の基盤を確立しました。1969年彼はヘルト党に加わりました。そこで彼は党総裁の議長に選出され、ソ連のユダヤ人を助けるために働きました。4年後、彼はリクードの一員としてクネセトに選出されました。1977年5月の選挙の後、シャミルは、1979年にエジプトの大統領であるアンワル・サダーツ（Anwar Sadat）により歴史的な演説を主宰するクネストの議長になりました。1980年に彼は政府の初代外務大臣に任命されました。

シャミルもまた、外務大臣、国防大臣、労働福祉大臣、環境保護大臣と エルサレムの様々な政府業務で大臣として勤めました。

シャミル首相の指揮のもとで数々の業績を築き上げました:
-約100万人もの新たな移民が以前のソビエト連邦より吸収されました。
-ソロモン作戦では1日で14000人ものエチオピアのユダヤ人の空輸を実施しました。
-たくさんの新しい街や村がエレツ・イスラエルの至る所で見つかりました。
-アメリカ合衆国とイスラエルの間の戦略的協力の枠組みが確立されました。
-中国やインドを含む30ｹ国で外交関係が確立されました。
-アラブ諸国やパレスチナの人との直接交渉のために、政治戦略（マドリッド会議を含む）を企てました。
-インティファーダとパレスチナ解放機構に対抗して妥協のない闘争が遂行されました。
-イスラエルに対し、ミサイル攻撃と抑制され計算された湾岸戦争危機管理がされました。
-イスラエルの景気は経済成長率5～6％とさらなる成長をしました。
-国家の統一が促進されました。

1992年に第13回クネセトでの選挙に続いて、シャミルは1996年に政治生活を引退するまで、ラビン政府の反対派の一員として勤めました。

2001年の独立記念日に、イツハク・シャミルは彼の生涯の功績とイスラエル国と社会への特別な貢献の為に、イスラエル賞を受賞しました。彼にとっての過酷な戦いは、イスラエル国の確立の為であり、彼の長期的な活動は国家の中心で、国民と母国の為に献身的で限りない愛と熱意をもって取り掛かり、そして安全で満足のいく生活ができる社会を確立することでした。

イツハク・シャミルは2012年6月30日に97歳でこの世を去りました。彼はヘルツの丘の彼の妻のシュラミットの側で、国家指導者としての階級の場に埋葬されています。

ヨッシ・アヒメイヤー（Yossi Ahimeir）
イスラエルのジャボンティンスキー研究所所長
元首相シャミルの事務局の取締役
伝記、礼儀、イスラエルの切手収取のサービス

メダル詳細

表面：イツハク・シャミルの肖像画と右側の縁周辺にオリーブの枝左側縁周辺に、英語とヘブライ語で「イツハク・シャミル」は素晴らしいと刻まれています。

裏面：左に「総理大臣（首相）メダル」は素晴らしと英語とヘブライ語の文字で刻まれており、右にはイスラエルの国章とその上にイスラエルの旗が刻まれています。

デザイナー：
肖像画側：ティダール・ダガン（Tidhar Dagan）
一般的な裏面：エリエゼル・ワイショフ（Eliezer Weishoff）

彫刻：ティダール・ダガン

鋳造：聖地造幣局（The Holy Land Mint）