テルハイの戦いから100周年

テルハイの戦いから100周年
イスラエル国家勲章

1920年3月1日、イスラエル北部のユダヤ人居留地であったテルハイは、暴徒化した何百人ものアラブ人やベドウィン族によって襲撃されました。ユダヤ人居留地を守っていた男女のうち、司令官であったヨセフ・トルンペルドールを含む６名が、勇猛果敢な戦いの末に戦死したのでした。トルンペルドールは、死の直前に「国のために死ぬことはよいことだ。」という言葉を残しています。テルハイの戦いは、イスラエルに移住すること、この地に定住する権利や英雄的資質、そして自己犠牲の象徴となっていったのです。

テルハイの戦いから100周年を記念し、銀と銅でできた２種類のメダルが作られました。メダルの片面には、歴史的な戦いの場であるテルハイの中庭と、近くにあるアブラハム・メルニコフが彫刻した「咆哮するライオン（Roaring Lion）」のモニュメントが描かれています。もう一方の面には、ヨセフ・トルンペルドールの肖像画が描かれています。このメダルは、イスラエルコイン・メダル公団（ICMC）とテルハイ評議員会のパートナーシップにより発行されております。