コルチカム

コルチカム（Steven's Meadow Saffron）（Colchicum Stevenii）
「イスラエルの花」シリーズ　第7次

コルチカムは、雨が降った直後に咲く花です。この花の名前はアラビア語で「さようなら」を意味しており、まるで夏に「さようなら」と言っているようです。コルチカムは両性花 （柱頭とおしべの両方を持つ）ですが、多くの植物には実をつけない雄しべだけで、雄花が生じます。

コルチカムの芽にはDNA変異を引き起こす毒（コルヒチン ）が含まれていますが、過去には、傷の治癒・関節痛の治療・毒性物質の製造に使用されていました。

コルチカムは、その毒と、球根の形が古代の粘土ランプに似ているため、アラビア語では「魔女の石油ランプ」としても知られています。
このアラビア語の名前は、ヨーロッパの魔術の伝統に影響されたと仮定するのが道理的でしょう。

*上記のテキストは、アモッツ・ダフニ（Amots Dafni）とNoam Avitsel（ノーム・アヴィッセル）、「Mi-Koteret ve-ud Tsamereth – 200 Millim al 200 Tsemachim」（ヘブライ語）に基づいています（ハイファ：パルド出版社（Pardes Publishers）、2018年）

メダル詳細

表面：フルカラーの美しい花の描写。 国境付近に英語・ヘブライ語での花の名前。 右側には聖地造幣局の商標。左側には重量、金属の細かさ、鋳造年。

共通の裏面：様々な花

デザイン：アハラ・シェボ（ Aharon Shevo）