アイアンドーム

アイアンドーム
2012年（ユダヤ暦5777年）公式メダル

アイアンドームは、気象条件にかかわらず、短距離ロケットや最大70 kmの砲弾の脅威から効果的に身を守る革新的なポータブル防御ソリューションです。
備え付けのレーダーがロケット弾や砲弾の打ち上げを検知し、軌道を監視します。 目的地のデータは戦闘管理および兵器管理（ＢＭＣ）に送信され、処理されます。
脅威の軌跡は迅速に分析され、予想される被害地域が推定されます。 推定された弾道における脅威が重大であると判断された場合、数秒以内に迎撃機の発射命令が下されます。 迎撃機はアップリンク通信を介してBMCから軌跡の更新を受信し、 目標に接近し、迎撃可能な距離に達した瞬間に迎撃機の発射が行われます。迎撃は中間地点で爆発するようにコントロールされ、保護するエリアへのダメージを最小限に抑えます。アイアンドームは複数の脅威を同時かつ効率的に処理できる対費用効果の高いシステムです。

最初の実装、配備を実行したのは2011年3月27日で、アイアンドームは90パーセントものガザから打ち上げられたイスラエル中心部を目標としたミサイルを追撃しました。「防衛の柱」の作戦の要となっています。

アイアンドームはイスラエルのラファエル・アドバンス・ディフェンスシステム（Rafael Advanced Defense Systems -RAFAEL）によって開発され、現存する最も効果的でテストされたミサイルシールドであると言われており、ミサイルや砲兵、迫撃砲（C-RAM）だけでなく、航空機、ヘリコプター、UAV、PGMから防御するための効果的なソリューションを提供する 世界唯一デュアルミッションシステムを採用しています。アイアンドームのレーダーシステムはイスラエル・エアロスペース・インダストリー社の子会社であるELTAシステム社によって開発、製造されています。

世界でも類を見ないこの素晴らしいテクノロジーの功績をイスラエル国家を記念してイスラエルコインとメダル株式会社より記念メダルが製造されました。

メダル詳細

表面：アイアンドームから発射された3つの迎撃機が、スカイラインシティの建物の上を飛んでいるデザインされています。イスラエルの国章と、「私はこの街を守り、救います」というイサイア（Isaiah）37:35の碑文が施されています。

裏面：アイアンドームモバイルランチャー、アイアンドームのエンブレムと「アイアンドーム」そしてヘブライ語のドーム名「キパッ・バールゼル」(「Kipat Barzel」)の刻印、2012年の数字年号とヘブライ歴の同年5773年のヘブライ語年号が刻まれています。

(デザイナー：イガール・ガバイ（Igal Gabay

。裏面のアイアンドームランチャーデザイン：シャーイ・フィンケーマン（Shay Finkelman）の写真より

(彫刻：ティダール・ダガン（Tidhar Dagan

鋳造：イスラエルコイン・メダル公団 （ICMC）造幣局