ライオンの巣窟のダニエル

ライオンの巣窟のダニエル
「聖書のシーン」シリーズ　第16次

ダニエルは、紀元前586年にエルサレム初の寺院が破壊される前に、彼の生まれた国であるイスラエルの家から追放された王室の子孫であり礼儀正しい顔立ちのよい賢い少年でした。彼は、バビロン王のネブカデネザルの宮殿で育ち、王のお気に入りになった後、王の夢であった通訳者となりました。このため、彼は王の賢者であり、そしてバビロン王国の長に任命されました。ネブカデネザルが死んだとき、彼の息子のベルシャザルが王位を継承しました。

ベルシャザルが殺された後、ペルシャの王ダライウスは王位を引き継ぎ、彼の前の王の様に帝国で唯一、彼のカウンセラーの長としてダニエルを任命しました。しかしながら、ダニエルのライバル達は、嫉妬ゆえに彼の失墜を求めました。ダニエルは毎日3度の祈りを神に捧げたが、王の為に祈りを捧げることはありませんでした。彼らは、王がダニエルをライオンの巣窟に投げ入れるしか方法がないという状況を作り出しました。

ダニエルは一夜をライオンと共に過ごしたが、彼の信仰と忠誠により神に報いられ獰猛なライオンに触れられることはありませんでした。翌朝、王ダライウスはダニエルが無事であることに喜び、イスラエルの神を称賛しました。

メダルはライオンの巣窟で無傷であったダニエルの肖像です。

メダル詳細

金属：銀/999

仕上げ：プルーフ加工

直径：38.7mm

重量：31.1g

メダルデザイン：
表面：アハロン・シェヴォ（Aharon Shevo）
裏面：ヤコーフ・エーニェーディ（Yaacov Enyedi）

彫刻、研磨：ティダール・ダガン（Tidhar Dagan）